リスペクト

明後日12月4日はサントリーカップ多摩地区大会。いよいよ七国スピリッツの出番である。もちろん勝ちたいという思いは強いが、数年前までの私が抱いていた、「勝ちたい」という思いと、東京都や全国のタグラガーのために仕事をするようになった今の「勝ちたい」という思いは少し違ってきている。
 昔の思いは「勝利」が過度に先行し過ぎていたように思う。頭では相手に敬意を払うということは分かっていても、「どれ位、○○は練習しているのだろう」「○○はどういうプレーをやってくるのだろう」と相手の出来やプレーを気にすることが多かった。まあ、一言で言えば器が小さかったのである。(今も小さいが)
 しかし、広く多摩カップやSC東京都の仕事をするようになり、一生懸命頑張っている他チームをリスペクトする気持ちがとても強くなった。
 ずっと全国のタグラガーの手本となっている汐入、その汐入に勝利した茅ヶ崎。千葉のタグを牽引している浦安。サントリーカップ当初から東京をリードしてくれている本町田東・若葉台、慶応。指導者が変わっても東京タグの強豪であり続けていてくれている白糸、異動した先でもタグの芽をまき、代表決定大会にまで進出するほどのチームにまでなった久が原・馬込三小。短期間でそれらの強豪に肩を並べるまでに成長した、ひかりきっず、府中Jr、南白糸台。
 こういったライバルがいてくれるから、こちらも必死で努力し、頑張るのである。ライバルが弱く、大した努力なしに勝利し全国に行っても、そこで真の強豪にはじき返されてしまう。東京のタグが近年、急激な成長を見せたのも、多くの強豪が乱立する戦国時代になったからである。
 その中でも特にスピリッツは汐入・茅ヶ崎・若葉台に感謝しなければならない。
 今年の若葉台・七国の躍進は汐入との合同練習の賜物である。汐入は全国タグラガーの手本。基礎基本から応用まで、汐入は懐深く、全てを教えてくれた。残念ながら今年は全国でその姿を見ることはできないが、汐入イズムは若葉台と七国がしっかり全国のタグラガーに見せていきたい。
 相模原大会で出会えた茅ヶ崎は、それまで七国に足りなかったスピードを武器とするチームだ。茅ヶ崎も七国のディフェンスを学ぶべき所と思ってくれたらしく、急激に2チームのフュージョン(*ドラゴンボールの必殺技)が進んだ。また全国の舞台で共に戦いたいという願いをもって努力している仲間である。同じブロックに一つ上の存在(茅ヶ崎は釜利谷、七国は若葉台)がいるのも同じ環境。今後も七国と茅ヶ崎の高め合いは続いていくだろう。
そして若葉台。このチームがいなければスピリッツはこれほど努力はしていなかった。 圧倒的な力で今年の東京をリードするチームである。東京が戦国時代と言っても若葉台は将軍、七国含め、後は大名クラス。正直、それ位の差がある。全国に出てもきっと優勝候補の筆頭に挙げられるだろう。この高くて偉大な壁があるからこそ、その壁を乗り越えようとスピリッツは必死で努力した。今のスピリッツがあるのは若葉台の力が本当に大きい。同地区であるため、以前のような交流はできていないが、本当に心から感謝している。
 しかし相手に感謝しているばかりではいけない。我々スピリッツも相手によい刺激を与える存在でなければ申し訳ない。レベルの高い強豪達の中でスピリッツがどう輝くか。スピリッツが存在感を増せば増すほど、他チームもまたレベルアップする。それが東京の関東の、全国のタグのレベルアップにつながるのである。
 よきライバルに出会えることは宝である。応援してくれる仲間がいることも宝である。共に苦労を分かち合った仲間がいることも宝である。全ての人に感謝の気持ちをもってサントリーカップに挑みたい。

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