モチベーション

 部員全体のモチベーションを上げる。指導者が最も頭を悩ませることではないだろうか。タグラグビーは1大会に同一団体から複数チームエントリーができるので、ずっとベンチだったり、応援だけということはない。その辺でも素晴らしいスポーツである。
 しかし、タイトルがかかった大会の場合A・Bチームというように習熟度に応じてチーム編成を行うことがある(行わないチームもある)。当然、大会に向けてそのチームで練習を行うわけであるがその時、部員全体を同じモチベーションで取り組ませることに頭を悩ませる指導者が多い(チーム編成時も)。
 徹底的にAチームに張り付き、指導をおこなえばAチームは強くなる。しかしその一方、全ての選手がAチームの選手と同じようなモチベーションでタグに取り組むことができるかというと難しい面が出てくることがある。
 団体内チーム全てに一人一人指導者がついていても、チーム代表はAを見ることが多くなる。「あのコーチはAばかり見ている」と、モチベーションが下がることもある。指導者が団体一人だった場合はもっと大変だろう。
 一方、常に全体を見るように、広く広くを心がけると、全体のモチベーションという点ではよいだろう。しかし特定の指導者がじっくりチームにつかなかった場合、チームの成熟度という点で課題が出るかもしれない。私はこの2つとも経験している。どちらにもメリット・デメリットがあり、一概にどちらがよいとは言えない。どのスポーツにも強豪チームが存在する。その指導者は一体どうやって部員全体のモチベーションを上げつつチームを強くしているのか?学びたいところである。
 スピリッツでは前期と後期で私の立ち回り方を変えることにした。前期では広く。いや、ひょっとするとむしろ、6年より4年の方について指導をすることが多かったかもしれない。導入期に手厚く、これを心がけた。
 後期はA、Bについて指導をすることが多くなった。6年にとっては、最初で最後のシーズン。「目標を高くおき、一つのことに仲間と全力で取り組むことすばらしさ」4年生がこれから3年間で経験するであろう事を一つでも多く経験させてやりたいという思いである。前期では6年生が、後期では4年生がひょっとするとモチベーションの面で、「K田は○○ばかり・・・」と思うことがあったかもしれない。 
  「そういう思いでやっていることを子どもにも保護者にも話してみたらどうでしょう」
 あるコーチの言葉ではっとした。コミュニケーション、指導者と選手間、指導者と保護者間。これをしかりととっていくことがチーム全体のモチベーションを上げてチーム力を向上させるのに必要なことなのだろう。どれだけ思っていても相手に伝えなければ理解されない。思いを伝えれば受け手は感じてくれる。指導者はついつい「これ」を忘れがちである。部員皆が最後まで楽しく全力でタグに取り組むことができる、そんな厳しく暖かみのあるチーム作りを4名コーチと協力して全力でやっていきたい。

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