結成を半年を終えて

 早いもので今年もあと1日。スピリッツを結成して半年が過ぎようとしている。
前任チームでの経験が生かせたところ、また初めて経験させてもらったこと色々である。ただ、保護者の分厚いサポートと子ども達の頑張りでなんとかここまで来ることができた。改めて心から感謝である。
 今までの経験が生かせたところは、ある程度のノウハウを前任チームで勉強させてもらったので短期間の間にチーム立ち上げから、そこそこの実力をもったチームに成長させることができた。
 一方、初めての経験というか考えさせられることも多々あった。
 「スポーツをバリバリやっている身体能力の高い男子チームにボール運動経験のほとんどない子どもたちがいかにして戦うか」この点については本当に考えさせられた、というか今でもずっと考え続けていることである。
 幸いなことに前任チームは部員数も多く、地域的な実態からボール運動経験のある、身体能力の高い子が多くいる地域であった。だから皆をあっと言わせるようなパスやステップなど、こちらが指導しなくてもやってのける子が多かった。またそんな集団なので、ノックオンをするなとか、よく相手を見てパスをしなさいとか言わなくても練習の中でできるようになってしまう。その中で組むAチームは当然のことながら強い。私の仕事はチームとしての方向性を示してそれを理解・実践させることが主であった。府中には他にも身体能力に優れる子が多くいるチームもいたが、そこはチームとしての習熟度の高さで跳ね返すことができた。身体能力が変わらない場合、勝敗を決するのはチーム力だからである。
 ところがスピリッツはそうではない。ボール運動経験のない子がほとんどの6年生に5年生が1人。後は4年生。ボールは落とす、タグは取れない。前任チームではAどころかBも難しい子達がバリバリのチームの戦う。まともにぶつかって勝てるはずがない。現に同じ土俵で戦ったらものの見事に跳ね返された。しかし汐入・釜利谷や北勢門は女子主体のチームで日本一になっている。つまり七国もやり方次第では身体能力バリバリのチームにも勝てるようになる。そのやり方を考え抜いた6ヶ月であった。一から勉強をし直した。今まではできて当然のプレーの分析。取れて当然のタグの取り方の分析、取れて当然のはずのボールキャッチの分析、パスの分析。修正しては伸び、修正しては伸びの繰り返し。生まれる自信とそれを打ちのめされる日々。勝つことがこんなに難しいものかと初めて気づかされた。
 しかしこんなにタグは楽しいのかと気づかされる日々であった。身体能力の高いチームが勝つのは当然。それに女子のいるチーム、学年の下のチームでも勝利することができるのがタグの素晴らしさ、楽しさである。ただその過程は大変である。だから楽しい。タグの醍醐味を子ども達と味わえている。汐入や北勢門、若葉台が実践していることを七国なりのやり方で実現すればよい。年が明ければそれを見せる場がすぐにやってくる。
 
 

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